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ネットワーク分散処理 対応

特徴 - システム構成 - 機能詳細

ＨＤ映像対応の、上乗せシステムです。 直感的な操作で、テキスト・図をＨＤ映像の上に、スーパーインポーズします。 ネットワーク構成されたシステムにより、本番送出機、バックアップ機の分散はもちろん、 編成入力端末からのデータ入力など、データの共有、迅速な修正が可能です。 頻出するテキストをグループ分けして管理。 必要時に手早く目的のテキストを送出できます。 ＰＣベースのシステムにより、安価に構築が可能です。

編成上乗せ端末（本番／予備）で、上乗せするテキスト、図を呼び出し、表示位置を調整します。 表示内容、表示位置を確認したら、ＨＤ-ＳＤＩのハイビジョン画質で放送設備に出力します。 設備で、放送中のハイビジョン映像に上乗せします。 編成入力端末で作成した上乗せするデータは、ＬＡＮ上のＮＡＳに蓄積され一元管理されています。 編成入力端末で予め作成されたテキストや図を、上乗せ端末で呼び出し、送出することができます。 テキスト、図のデータには、表示位置やフォント、色や効果などの属性を伴って管理され、 イメージ通りの送出が瞬時に行えます。 ＮＡＳ上のデータは、最大１００グループのカテゴリに分類され、各カテゴリに１０２４個の データを蓄積することができます。 編成上乗せ端末（本番／予備）でもデータの作成や、位置の調整を行うことができ、緊急の スーパー送出にも対応します。 編成入力端末は容易に増設することが可能です。

上乗せするテキスト、画像を呼び出し、上乗せ位置を調整する画面です。 本画面で確認した後、「チェンジ」ボタンをクリックすれば、作成した イメージが、ＨＤ−ＳＤＩに変換され、ハイビジョン品質で送出されます。 テキストの表示位置を、上下左右に配置できます。 ドット単位の微調整も可能です。 予め登録しておいたデフォルトポジションに自動配置することも可能です。 フォントや書体、色を任意に変更できます。 ＳＤマーカー、表示可能領域の表示／非表示が指定できます。 表示可能領域を表示中は、その領域内に収まるよう、テキストの表示位置が自動的に制限されます。 時刻エリアの表示／非表示が指定できます。 時刻エリア表示中は、テキストの表示位置が、自動的に、時刻エリアを避けて配置されます。 板（座布団）の指定で、文字の背景に任意の色を配置することが可能です。 画像を配置することも可能です。 レイアウトパターンを登録することが可能です。 作成したイメージを画像として保存することが可能です。 背景画などと組み合わせ、予めレイアウトした上乗せデータを作成することが可能になります。 テキストデータを登録、編集、削除する画面です。 通常のワープロ操作で、簡単にテキストの登録、管理が行えます。 複数行にわたるテキストも、上乗せ時のイメージの通りに一覧表に表示されます。 テキストデータは、最大１００のグループに分類でき、１つのグループには、 最大１０２４個のテキストデータを追加することが可能です。 グループ分けされることにより、目的のデータを素早く探し出すことができます。 登録済みのデータの並び替えも可能です。 使用頻度に応じて、データを管理できます。 データ登録時に、自動的に登録日付時刻が追加されます。 データの作成された日時が管理できます。 登録データは、非常にシンプルなデータ形式で蓄積、管理されるため、 データが壊れにくく、また、バックアップ／復元も容易です。

※本製品は日本放送協会（NHK）と共同で開発しました。