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データ収集・分析用装置
Logger-CUBE

Logger-CUBEとは - 特徴 - 価格 - データ参照ソフトウェア動作環境 - ダウンロード


Logger-CUBEについての説明です
「Logger-CUBE」は、PLC内のデータを収集する為の専用装置です。
 
定期的なデータ収集
イベント発生時のデータ収集
イベント発生前後のデータ収集
値の変化に応じたデータ収集

を行うことが出来ます。
データ収集には特別なプログラミングを行う必要はございません。
通信設定→タグ設定→収集設定の3つの設定を行うのみで動作させることが可能です。

収集データはタグ単位に管理が行われます。
予め設定されたタグ単位でデータファイルが作成されていきます。
データファイルは、CSV形式のファイルですのですぐに参照することが出来ます。
またネットワーク経由やUSBを使用し、ご自身のPCにデータを移行することでEXCEL等の市販アプリケーションで参照することも容易に行えます。
現場でのデータ解析、データ取得後に他のPCでのじっくりとしたデータ解析を行うことが出来ます。

生産・製造現場における生産管理、設備・保全における各設備の稼動状態の管理、異常発生時の分析をサポートすることが出来ます。
尚、専用のトレンドグラフ機能や、データビューワー機能も用意していますので、より簡単にデータの分析を行うことが出来ます。


特徴
データ収集専用装置
・PLC内のデータ収集専用装置をご提供します。
・データ収集専用装置になっていますので、煩わしいソフトウェアのインストール作業が無く、 必要な設定を施すことにより運用を開始することが出来ます。
データ収集パターンの充実
・データ収集は、収集グループを作成し、グループ単位に収集方式や収集のタイミング、トリガーの割付等を行います。

収集の方式として、下記の種類を用意しています。
データ収集方式 備考
定周期収集 指定された周期でデータを収集します。
定周期トリガー収集 トリガーONの間のみ指定された周期でデータを収集します。
トリガーON時収集 トリガーONになった場合のデータを収集します。
トリガー発生前後のデータ収集 トリガーON前後一定期間のデータを収集します。
値が変化した場合のデータ収集 値が変化した場合のデータを収集します。
トリガーONの間で、値が変化した場合のデータ収集 トリガーONの間のみ、値が変化した場合のデータを収集します。

例えば、Aというグループでは、5秒毎に定期的な収集を行うグループ、
Bというグループは、トリガーON時のみのデータ収集を行うグループというように、
グループ毎に任意の設定を行うことが出来ます。
Aグループは、定期的な状態監視、Bグループは、警報発生時の各種データの依存関係の取得というように、
役割を決めてデータ収集を行うことが出来ます。
必要以上に無駄なデータの記録を抑えることが出来ますので結果的にデータ分析も簡単になります。
タグ定義
・収集するデータはタグ単位に行われます。
 タグとは、実際に収集を行うデータを示します。
 例えば、“電流値”のデータを記録していく場合、“電流値”というタグを定義します。
 電流値の元になるデータはPLCのレジスタに割り付けられているはずですので、
 電流値は、このレジスタの、このアドレスのデータであるという指定を行います。
 収集されて記録されていくのは、ここで定義されたタグ単位に行われます。
 タグの定義は必要な個数分行います。
 電流値のほかに電圧値を記録するのであれば、電圧値のタグというように自由に定義を行います。

・タグの定義は、アナログ、デジタルの標準的な定義に加え、計算タグ、条件タグ等が使用できます。

・計算タグでは、タグ同士の演算、タグと指定された値の演算等を行うことが出来ます。
 これにより生の値では求められない演算結果を収集データとして扱うことが出来ます。

・条件タグでは、値に応じて結果を選択できるような仕組みを設けています。

・また、タグ同士をリンク定義することができますので、例えば、TAG1というアナログタグの値の取得
→計算タグにて演算 →演算結果を条件タグにて判定といった具合に複雑な処理を行うことも可能です。
任意の収集指定が可能
・収集時間は任意の時間帯を指定することが出来ます。例9:00〜17:00等
・収集方式では、曜日毎に収集を指定する定期収集方式と、収集開始日・収集終了日を指定する
 スポット収集方式を用意しています。
収集方式 定義内容 備考
定期収集方式 曜日を指定 曜日を限定することで不要なデータをカットできます。
スポット収集方式 期間を指定 期間を限定できます。
・収集間隔は、下記の定義から選択することが出来ます。
ms時間
100ms1秒1分1時間
200ms5秒5分2時間
500ms10秒10分6時間
---30秒15分8時間
------30分12時間
---------24時間
・収集単位毎にグループを作成しますので、グループ毎に収集時間、収集方式、収集間隔を定義することが出来ます。
トリガー対応
・トリガーを使用出来る場合、トリガーONにて定義されている特定のタグに対して 値の出力を行うことが出来ます。
簡単データ収集指定
・収集データの指定は、各メーカーのPLCに応じた設定ツールにて行います。
このボタンを押すと参考画面のページにジャンプします。
・収集データは、グループ単位に分割して設定を行います。
・収集するデータは、タグと呼ばれる任意の名称を付けて管理します。タグ毎にデータが分かれていますので収集後のデータ管理が容易に行えます。
データの扱い
収集されたデータは、各グループ毎にフォルダで分けて管理されます。
データファイルは、タグ毎にCSV形式のテキストファイルで作成されます。
2007/07/01 10:11:12.100,100.0、1 のように日時情報、値、管理No.を1レコードとして記録されます。
収集後のデータの解析も容易に行えます。
対応PLC
下記のメーカーのPLCに対応しています。
メーカー PLC
三菱電機株式会社 MELSEC-Q、QnA、A、AnUシリーズ Ethernet通信
MELSEC-Q、QnA、A、AnUシリーズ シリアル通信
オムロン株式会社 SYSMAC-CV、CS1シリーズ Ethernet通信
SYSMAC-C、CV、CS1シリーズ シリアル通信
データ参照ソフトウェア
・データ参照用に下記のようなソフトウェアを用意しています。
トレンドグラフ機能
定周期で収集されたデータを元にトレンドグラフとして表示することが出来ます。
データタイミング解析機能
値の変化による収集されたデータを元にデータのタイミング解析処理を行うことが出来ます。

上記のソフトは、パソコンなどで動作させることも可能です。データをパソコンに移動させ プログラムを起動することでデータを参照することも可能です。
※ データ収集機能は、パソコンでは使用出来ません。


価格
弊社までお問い合わせください。


動作環境
OS :Windows XP、Vista
 ※ 上記以外のOSについては、弊社までお問い合わせください。
CPU :PentiumW 2GHz以上
メモリ :1Gbyte以上(推奨)
ハードディスク :100Mbyte以上の空き容量