CCT2010 Surgical

謝辞

弊社では「CCT2010 Surgical」にて心臓外科Live手術3Dハイビジョン映像IP伝送実証実験を実施致しました。

たくさんの方々のご来場まことにありがとうございました。

敬具

会 期 1月28日(木)〜1月30日(土)
会 場 神戸国際展示場
撮影場所 大和成和病院 手術室



実証実験内容

 CCT2010Surgical会期中の1月30日(土)9:00〜17:00(医)公仁会 大和成和病院(院長 南淵明宏 住所 神奈川県大和市南林間9-8-2)の手術室に3Dハイビジョンカメラを2台設置し、実際の手術映像を撮影しました。
撮影された3Dハイビジョン映像は神戸国際展示場(兵庫県神戸市中央区港島中町6-11-1)にIP伝送され、3Dモニター10台に表示する実証実験を実施しました。
 3Dハイビジョンライブ映像は高精度に同期された左目/右目のハイビジョンカメラによる映像と、それをリアルタイムに3D合成する装置 「3D SideBySide Encoder」 により実現可能にしました。
リアルタイムに3D合成された映像はH.264にエンコードし、超高速インターネット衛星WINDS(きずな)を介して神戸国際展示場に伝送しました。
神戸国際展示場では46インチの3D立体モニターと24インチの3D立体モニター2台に「3D SS Composer」を介して 約200名の医療関係者にLive手術を視聴していただきました。
 3Dハイビジョン映像の映像量がこれまでの2D映像にはない可能性を広げる“ライブ”による手術手技の伝承の場を目的としています。
 人工心肺を使うことなく、心臓を鼓動させたまま心臓表面にある冠状動脈にバイパスグラフトを吻合する手術を、3Dのハイビジョン立体映像として リアルタイムにLive手術を高帯域IP衛星を使って伝送する実証実験は世界初の試みです。

監修は大和成和病院 院長 南淵明宏先生御指導のもと撮影しました。

超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)立体映像伝送作業班として 本プロジェクトを実施しています。



実証実験構成図



実証実験風景

※写真をクリックしてください
大和成和病院【送信側】

手術室の撮影風景です。
手術前のリハーサル時の画像です。
実際の手術でも、このようなポジションで撮影されました。
3Dライブ映像を撮影するための専用システムです。
システム化していることで、どこでも速やかに設置できます。
手術室のすぐそばにモニターを設置して、3D映像の確認・録画を行います。
3D映像はそのまま、IP送信機から超高速インターネット衛星回線を使って、神戸会場へ伝送されます。
超高速インターネット衛星「WINDS」の車載局です。
3Dライブ映像は、車載局よりインターネット通信衛星「WINDS」を介して神戸展示場まで送信されました。
神戸国際展示場【受信側】

3Dライブ映像受信の受信を行った、神戸国際展示場です。
約400Kmの距離を伝送しました。
受信側のパラボナアンテナです。組み立て式で、どこでも設置可能です。
会場風景です。
3Dライブ映像は会場 10ヵ所に設置されたハイビジョン3Dモニタで視聴できました。
8:30〜16:30の間、途切れることなく配信することに成功しました。
会場のメインスクリーンです。
ライブでは、手術のライブ映像や患者さんの情報を交えて、
手術を実際に行われている先生からの解説がありました。
会場からも先生に質問を行うなど、相互コミュニケーションも行いました。
3Dライブ映像の実際の風景です。
多くの参加者の方々に大変な興味を持って視聴いただきました。

リンク

大和成和病院
超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)
CCT2010
WINDS (JAXA)
神戸国際展示場




[ Home ]