CCT2010Surgical会期中の1月30日(土)9:00〜17:00(医)公仁会 大和成和病院(院長 南淵明宏 住所 神奈川県大和市南林間9-8-2)の手術室に3Dハイビジョンカメラを2台設置し、実際の手術映像を撮影しました。
撮影された3Dハイビジョン映像は神戸国際展示場(兵庫県神戸市中央区港島中町6-11-1)にIP伝送され、3Dモニター10台に表示する実証実験を実施しました。
3Dハイビジョンライブ映像は高精度に同期された左目/右目のハイビジョンカメラによる映像と、それをリアルタイムに3D合成する装置
「3D SideBySide Encoder」
により実現可能にしました。
リアルタイムに3D合成された映像はH.264にエンコードし、超高速インターネット衛星WINDS(きずな)を介して神戸国際展示場に伝送しました。
神戸国際展示場では46インチの3D立体モニターと24インチの3D立体モニター2台に「3D SS Composer」を介して
約200名の医療関係者にLive手術を視聴していただきました。
3Dハイビジョン映像の映像量がこれまでの2D映像にはない可能性を広げる“ライブ”による手術手技の伝承の場を目的としています。
人工心肺を使うことなく、心臓を鼓動させたまま心臓表面にある冠状動脈にバイパスグラフトを吻合する手術を、3Dのハイビジョン立体映像として
リアルタイムにLive手術を高帯域IP衛星を使って伝送する実証実験は世界初の試みです。
監修は大和成和病院 院長 南淵明宏先生御指導のもと撮影しました。
超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)立体映像伝送作業班として 本プロジェクトを実施しています。