世界初 II(アイアイ)方式裸眼3Dモニターに医療コンテンツ展示

 FAシステムエンジニアリング(株)(略称:FASE)と(株)NHKメディアテクノロジー(略称:MT)は、II方式による裸眼3Dモニターに医療コンテンツを1時間以上見ていても疲れない、「人にやさしい3D」表示に成功しました。

 FASEとMTは偏光メガネ方式での3Dハイビジョン医療コンテンツを撮影・編集し、現状7タイトル・数十種類の医療手術ハイビジョン3Dコンテンツを所有しています。((3Dハイビジョン医療コンテンツ集 別紙参考))

 この3D医療コンテンツを、グラスレス3DTV((株)東芝提供)の試作機に3D医療コンテンツ映像として表示します。

 9視差の映像への変換は、(株)東芝の技術によります。メガネが要らないばかりでなく、メガネ方式で見ることが出来ない回り込みも見えることで、より自然に「人にやさしい3D」として表示することに成功しました。

 3D表示の応用としてはいろいろありますが、医療分野では必須と考えられるようになってきています。

 今後画質、機能を改善すべく研究開発に取り組んでいく予定です。


2010年12月8日(水)〜12月10日(金)にパシフィコ横浜で開催される「国際画像機器展2010」において展示します。




「国際画像機器展2010」

1.期間 2010年12月8日(水)〜12月10日(金)
時間 10:00〜17:00
2.場所 パシフィコ横浜
展示ホール 小間番号:39
3.展示概要 ・II方式 の裸眼3DTVに3D医療コンテンツ表示
  (※II方式とはインテグラルイメージング(光線再生)方式という。
  物体からの光(反射光)を複数の方向からサンプリングし、ディスプレイ上で再現するという原理。
  専用メガネなどをかけず、滑らかな映像表現と立体感を得られるのが特徴である。)
・偏光メガネ方式3D機器類及3D医療コンテンツ等多数展示
・IP Encoder/Decoder ・・・・・・ 3D IP伝送装置
(展示物FASEのHPアドレス:http://www.fase.co.jp/exb2010/ITE2010.html
 
4.展示写真 裸眼3DTVに医療コンテンツ表示
展示全体風景


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